SL大樹に乗ってきた
東武鉄道のSL大樹に乗ってきました。
※チケット予約についてはこちら。
車で鬼怒川温泉駅へ
前日那須で一泊していたため、車で那須から鬼怒川温泉まで移動します。
車で汽車に乗りに行ったのです。
駅周辺に駐車場があるか心配でしたが、鬼怒川温泉駅周辺にコインパーキングがあり余裕を持って停められました。
突然のご対面
駐車場で子供たちをチャイルドシートから降ろしたりしていると、ちょうど目の前のホームに大樹が滑り込んで来ました。
SLに乗りに行くなんてことは直前まで秘密にしていたので長男は「汽車だ!汽車だよー!かっこいー!!うわーー!!」と大興奮。
(幼児は楽しみにしすぎると熱を出すため楽しみな予定はあらかじめ伝えてはいけません)
転車台へ
駅前の転車台にて待機します。
車両は既にホームにいたのですが転車台に入るまでには少し時間がありました。
お待たせしました的なアナウンスの後ついに大樹が目の前の転車台にやって来ました。
間近で見ると重厚な黒い車体が本当にかっこいい!
このときはたまたまキリンビールの麒麟の特別装飾がされていたのですが、これがまた渋くて素敵でした。
4分の1ほど回っては一旦止まって汽笛を鳴らします。
かなり音が大きいので小さなお子様は耳をふさいであげたほうが良いかもしれません。
運転士さんたちが満面の笑みでギャラリーに手を振ってくれ、話しかければ答えてくれます。
「さっき乗ったよー!!」などと一生懸命声を張り上げる子たちがいて可愛いです。
駅構内へ
鬼怒川温泉駅の構内はあまり広くはありません。
キヨスク的なお店で大樹グッズを買い込み、誰でもトイレで下の子のオムツ換えを済ませていざホームへ!
先ほど転車台で見た車両が待機しています。
先頭車両の近くで写真を撮ろうと近づくと、長男は「ポッポーの大きい音怖い…」と言って半泣きに。もう鳴っていないのですが。
転車台で聞いた汽笛の音にすっかりビビッてしまったようです。
駅員さんの説得もありなんとか抱っこで写真を撮ることができました。
乗ってみた
発車時刻が近づいたため乗車。
椅子を回転させようと四苦八苦していると、近くに座っていたおじさんが「背もたれを前に倒すんだよ!」と教えてくれました。
乗ってしまえば普通の列車とあまり変わらないのですが、いつも車移動の我々には旅情が感じられます。
大樹が通ると手を振ってくれる地元住民の方が時折見られます。嬉しい。
記念撮影をしてもらったり真っ黒なアイスを食べたりしている内にあっという間に下今市に到着してしまいました。
長男はもちろん、下の1歳児も車窓の景色を楽しんでいました。
関東近郊の子鉄におすすめ!
汽笛に半泣きになった長男ですが、やはり本物のSLには興奮したようで、これから数日(数ヶ月?)は両手を水平に揃えて「シュッシュッポッポッ…」と呟きながら歩いていました。
「SL乗ったよねぇ~」と余韻に浸っていたりなど、良い思い出になったようです。